「1on1」(Part 1)
[1on1」「1on1ミーティング」正しく理解していますか?
こんにちは!風間 恵です。
「1on1(ワンオンワン)」又は「1on1 ミーティング」をここ数年で導入する企業が増えてきました。それと同時に「導入したけれど上手く機能していない」というご相談を受けるケースが増えています。そこで今日から数回に渡って 1on1についてお話ししていきます。
1on1とは?
もともと1on1はアメリカのシリコンバレーで実践されているマネジメント手法です。これを2012年に日本で初めてヤフー株式会社が取り入れた事は周知されています。
その後日本でも注目を集め、現在では日本企業の約4割強が1on1を導入しているといわれています。
1on1の定義は?
1on1の捉え方も様々で、「1on1は単なる面談ではない」という見識もあれば “1on1面談” と称している企業もあります。
著書 シリコンバレー式最強の育て方ー人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティングによると
“1on1ミーティングとは上司と部下による1対1の定期的な対話の時間です。
一般的な面談との大きな違いは「これは部下のための時間」だということです”
とあります。皆さんの組織では 1on1を取り入れていますか?「YES」の場合、上記の定義に沿って実施していますか?
次回以降は、1on1の課題や事例、正しく機能する為に必要なポイントなどをご紹介していきます。