労働基準法はどんな法律?

こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回は、スタッフに労働基準法についてのコラムを書いてもらいました。
社会人にとって最も大切と言っても過言ではない法律です。
ぜひ正確な知識をつけるための参考にしてみてくださいね!

こんにちは!スタッフの河野です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、労働基準法について紹介していきます!「労基」とも訳され、よく耳にする法律ですが一体どんな内容がまとめられているのでしょうか?

労働基準法はその名の通り、「労働条件に関する最低基準」を定めている法律で、昭和22年に制定されたものです。労働者が持つ生存権の保障を目的として、労働契約や賃金、労働時間、休暇や就業規則などの項目についてまとめられています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042451.html

労働基準法の中でいう「労働者」とは正社員に限らず、アルバイトやパート、契約社員や派遣社員などの、日本国内で営まれている事業に従事しているすべての労働者を指します。

また労働基準法では、日本国内のほぼ全ての事業に適用されるため、どんな仕事に就いている人でも意識する必要があります。具体的な内容は以下の通りです。

・賃金の支払
直接払、通貨払、金額払、毎月払、一定期日払
・労働時間
40時間/週、8時間/日以下
・割増賃金
時間外、深夜2割5分以上、休日3割5分以上の割増とする
・解雇予告
労働者を解雇するときは30日以上前の予告または、30日分以上の平均賃金の支払いが必要
・有期労働契約
原則3年、専門的労働者は5年
・時間外、休日労働
労使協定を労働基準監督署に届出て締結
時間外労働は720時間/年以内におさめること

このような内容がまとめられています。また、適宜見直しが行われ、内容が変動している場合もあります。
こまめに確認をしながら、労働基準法に違反しないような健全な働き方をすることが大切ですね。