DX化への対策
こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回はスタッフに、DX化への対策コラムを書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんにちは!スタッフの神谷です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、DX化への対策についてです。
前回のコラムで、DX(デジタルトランスフォーメーション)について説明しましたね!
デジタル技術を利用してビジネスや生活を変革していくことでした。企業はDX化に取り組み、組織全体の環境を整えなければなりません。
ではどのようにDX化を推進していけばいいのでしょうか?
①デジタイゼーション
デジタイゼーションとは、アナログで行ってきた業務をデジタル化する取り組みのことです。例えば、今まで紙で管理していた書類をExcelのファイルでデータベース化することなどがこの例です。デジタイゼーションによるメリットとしては、業務の効率化や生産性の向上、スピード感がアップすることなどがあります。また、アナログの作業に比べると、ヒューマンエラーが格段に減少するでしょう。
②デジタライゼーション
デジタイゼーションと似ている言葉ですが、少々意味が異なります。これは、デジタルを取り入れて業務のプロセスを変革することを指します。デジタル化で効率化することを表すデジタイゼーションよりもさらに複雑なものです。一例として、取引先とのやり取りを「訪問」から「オンライン」に変更することが挙げられます。プロセスをデジタル化することで、今までかかっていた時間や人件費などを削減することにつながり、質の向上につながります。
③デジタルトランスフォーメーション
これがいわゆるDXですね。製品やサービスを変革することで、組織全体の変革が求められます。DXは新たな価値を創出することもあります。これを導入する際に懸念されるのが、社内からの反発や後ろ向きな姿勢ですが、これらの課題も①や②の段階を踏むことで、ノウハウを教えていくことで解消される可能性が高くなります。
次にDX化を推進するために取り除くべきことを紹介します。
①旧システムへの依存
業務が属人的で、その業務に合わせてシステムを選択してきた背景がある企業では、古い体制を変えようとしても簡単には変えられないことが多く見られます。DX化には旧システムの見直しが必要不可欠ですが、旧システムへの依存や運用費用が足枷になってしまいます。出来るだけ日頃の業務から、属人化することなく、誰が見てもわかるようなマニュアル化をしておくことをおすすめします。
②アナログがいいとされる習慣
デジタル化が進んでいない企業では、大事な書類や契約書はアナログで押印するべきだとする思想がいまだにあります。どうしてもデジタルの世界は信じられないという人も多いでしょう。最小限の範囲からデジタル化を進め、意識改革していくことが大切です。
③ITリテラシーの低さ
②にも通じる話ですが、いまだに紙でのやりとりやFAXなどを利用している企業が多く見られます。近年ペーパーレスへの取り組みやチャットツールを使用することが増えてきましたが、それでも消極的な面が見受けられます。積極的にデジタル化を取り入れ、社員に教育する場を設けることで、一人一人のITリテラシーを向上することが大切です。
いかがでしたか?
このようにDX化を進める上で、まず最初に対策しておくべきことをまとめました。
ぜひ参考にして、自社のDX化に一歩踏み出してみてくださいね!