フォローアップ研修とは
こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
前回はコンプライアンス研修についてのコラムでしたね。
それに引き続き今回はスタッフに、フォローアップ研修についてのコラムを書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんにちは!スタッフの河野です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、フォローアップ研修についてです。
フォローアップとは「ある出来事や関係を追跡し、その後の関与やケアを行うこと」を指します。
つまりフォローアップ研修とは、研修後に一定の期間が経過した後で、研修の振り返りや分析をし、問題点や改善点を再確認することで今後に活かす研修のことを言います。
近年では多くの企業で新入社員研修やコンプライアンス研修など、様々な研修制度が組み込まれるようになりました。
しかし研修が終了した後、実際に日々のどのような部分にその研修が活かされているのかを振り返ることができていない企業も多くあります。
フォローアップ研修は、それまでの研修の効果を測り、今後の指針を定めることができるのです。
ここからはフォローアップ研修について、行うメリットや目的・内容などを紹介していきます。
フォローアップ研修を行う目的やメリットは何があるのでしょうか?
①知識やスキルの定着を図る
研修で学んだ知識やスキルを定着させることができます。復習や実践の機会を経ることで理解が深まり、研修という座学で学んだ時よりもさらに自分のものとして活かすことができます。
②実践に移行しやすくなる
学んだことを日々の業務にどのように活かすか、どのように実践していくのかを示すことで、研修の解像度が高くなります。より実践的なスキルが身につき、社内全体の業務が効率化します。
③フィードバックの提供によるモチベーション向上
社員一人一人にフィードバックの時間を設けることで、モチベーションアップにつながります。自身の長所と課題点が明らかになることで、今後の成長につながります。
④来年以降の研修の改善点の抽出ができる
社員へのフォローアップを行うと同時に、研修自体に対してのフィードバックを得ることもできます。「もう少し○○についての知識が知りたかった」「時間が短すぎた」などの社員側からの意見を聞くことで、今後の研修に活かすことができます。
またフォローアップ研修の対象は、新入社員に限った話ではありません。中間管理職や幹部職などにも有効であり、組織の全社員に対して必要なプログラムです。
では具体的にフォローアップ研修はどのような内容で行うのでしょうか?
・3ヶ月後研修
3ヶ月後の研修では、主に研修で学んだ内容をどのように実践できているかを振り返るプログラムです。社員自らが実践した内容を具体的に振り返ることが重要なので、できるだけアウトプットする時間を設けることが大切です。また、その実践している内容を今後どのような結果に繋げていくのか、目標設定をしてみてもいいかもしれませんね。
・1年後研修
1年後の研修では、受講者を取り巻く環境に変化があることも少なくありません。部下ができていたり、部署が異動しているケースもあるでしょう。研修を経て次の段階に進んでいるため、研修で学んだ内容を復習した上で、今の状況でどのようなことに活かせるのかを再度考えることが大切です。
3ヶ月後研修でも1年後研修でも共通しているのは、社員が自分自身で行動を振り返り、実践できていること・できていないことをアウトプットすることが大切だということです。またそれを踏まえて、今後のキャリアについて目標を設定することが大きな成果となります。
いかがでしたか?ぜひ参考にして、フォローアップ研修を取り入れてみてくださいね!