Z世代とは?

こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
今回はスタッフに、Z世代についてのコラムを書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんにちは!スタッフの神谷です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、Z世代についてです。

“Z世代”は、今やテレビや雑誌などで見かけない日は無い言葉ですね。

Z世代とは、一般的に1997年から2012年の間に生まれた世代のことを指します。

インターネットが十分に普及した時代に生まれ、スマートフォンやSNSに囲まれて育ったことで前の世代に比べて情報へのアクセスが容易であり、多種多様な文化や考え方にさらされてきた世代です。それらのことから、従来の世代とは異なる特性や価値観を持つ一面もあります。

今回はそんなZ世代の特徴と、早期離職を防ぐための対策について説明していきます。

まずはZ世代の特徴から紹介します。皆さんはZ世代と聞いてどのような特徴を思い浮かべるでしょうか?

一般的に言われているZ世代の特徴は以下の通りです。

①デジタルネイティブである
Z世代はデジタル社会の中で育った世代です。そのため前述の通り、情報へのアクセスが容易であり、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを比較的スムーズに使いこなすことができます。またプライベートでもSNS等を利用する機会が多いことも特徴です。

②多様な価値観や文化を持つ
多様性や包括生を重視する傾向があることも特徴の1つです。性別や人種、性的指向などの枠組みにとらわれることなく、それらの違いを尊重することができる世代でもあります。

③個性やアイデンティティを大切にする
自己表現の場を大切にすることもあげられます。自分らしく生きることを重要視し、自分だけのアイデンティティを求めようとします。またこれらのことから従来の型にはまった考え方に疑問を感じる可能性も高いでしょう。

④現実的な視点を持つ
社会の不平等や環境問題、不景気や戦争などさまざまな社会的課題を目にしながら育った世代であり、これらの課題に対する関心も少なからずあります。同時に個人の将来について現実的に考える傾向にあり、慎重にキャリアを選択することも多いでしょう。

⑤オープンでフラットなコミュニケーションを好む
情報が隠されたり歪曲されることを嫌い、誰もが平等に情報開示される状態を好みます。また組織の中での上下関係を頑なに守るよりかは、上司や先輩ともフラットに意見交換をする傾向があります。

上記に挙げたものがZ世代の特徴の一部です。

若手社員の価値観はこのように変化していますが、組織では運営方針が従来通りのままであるケースが多く、軋轢がうまれ早期離職につながってしまっています。

これらの問題を解決する対応策として以下のようなことが考えられます。

採用前のミスマッチを防ぐ
誰もがフェアに情報にアクセスできることを好むZ世代にとって、「就職前に聞いていたことと違う」「採用の時の約束を破られた」という感覚は最も裏切りを感じてしまいます。企業側にも見栄えや採用コスト等、考慮しなければならない点が多くあり、採用活動は非常に労力を要しますが、その分できるだけ自社のカラーに合う人材を獲得した方が両者のためになります。

・経営層の意識を改革する
企業では、経営層の意識が従来通りの形式ばったものであるケースも少なくありません。ジェンダーの考え方やハラスメントへの対応が遅れていたり、そもそも改善の意図が見られないケースも多いでしょう。もちろん全てをZ世代に合わせていく必要はありません。しかし現代の動向を取り入れ、できるだけギャップを埋める努力をすることが大切と言えるでしょう。

・コミュニケーションの機会を多くとる
Z世代はフラットなコミュニケーションを好むと前述しましたね。その一環として、自身の仕事に対する姿勢や結果に対して定期的なフィードバックを求める傾向があります。SNSなどで常にリアルタイムに相手の反応を伺うことに慣れているため、自身の成果に対して上司や同僚がどのように考えているのかの視点が大切になります。不満や課題に感じていることをヒアリングすることで、負の感情を溜め込むことが少なくなるでしょう。

いかがでしたか?

上記に挙げた早期離職を防ぐための対策は、決してZ世代だけに限った話ではありません。どんな世代のどんな社員においても働きやすい環境を整えることで、組織の結束力が向上します。

ぜひ参考にして、対策をとってみてくださいね!