年末年始のビジネスマナー〜後編〜

こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回はスタッフに、年末年始のビジネスマナーについてのアーカイブ記事を書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんにちは!スタッフの河野です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、年末年始のビジネスマナーについてです。

以前前編として年末のビジネスマナーを紹介しましたね。
今回は本年最後のコラムということで、年明けに向けて年始のビジネスマナーを紹介します。

年始回りという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
年始回りとは、日頃特にお世話になっている方のところへ、手土産を持って新年の挨拶に伺うことです。

取引先の企業や、仕事上お世話になっている方のお宅へ直接出向いて挨拶をすることは、その1年の良好な付き合いのためにも大切です。近年はコロナ禍を経たこともあり、少々傾向が変わりつつありますが、一般的なマナーとして紹介していきます。

「そうは言っても年始はどこも忙しく、挨拶に伺う方が迷惑ではないか?」と考える人も少なくないと思います。
ビジネスシーンにおいて挨拶自体はとても重要です。基本的にはメールや電話で済ませることなく、直接顔を出して挨拶をした方がいいでしょう。

しかし企業によっては、年始が想像以上の多忙に見舞われているケースもあります。できるだけ事前にメールや電話にてアポイントをとっておき、様子を窺っておくことが大切です。

また、もし先方に空き時間がなかったり、訪問することを渋っている様子なら、無理に押しかけるのは逆効果になります。
その場合は年賀状での挨拶に切り替えるなど、相手に配慮した行動を心がける必要があります。

では実際に訪問する際は、いつ頃訪問するのが正解なのでしょうか?

基本的に年始回りは、先方の仕事始めから2〜3日後までに伺うのが適切です。取引先の企業に赴く場合は遅くても1月15日までに訪問し、挨拶を済ませる必要があります。

また訪問する時間帯も、できるだけ午前中やお昼休憩のタイミングは避け、日中の11時〜16時ごろに30分程度を目安にすることが大切です。

また手土産を持参する場合は先方の人数を確認し、できるだけ日持ちをするもの、そしてできるだけ多忙な業務中でも手軽に食べられるものを選ぶと好感度が高いでしょう。
手土産にのし書きをつける場合は、「賀正」「御年始」「御年賀」「御慶」などとし、1月7日を過ぎる時は「寒中見舞い」としましょう。

いかがでしたか?
今回紹介したものはほんの一例です。年始の挨拶にはさまざまなケースが見受けられますが、ぜひ参考にして取引先に最も喜ばれる年始回りを模索して見てください。

本年もディライトフルオフィスのコラムをお読みいただきありがとうございました。皆様が参考にしてくださっていれば幸いです。


本コラムにて年末のご挨拶とさせていただきます。
2024年もよろしくお願いいたします。