パープル企業って?

こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回はスタッフに、パープル企業についてのアーカイブ記事を書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんにちは!スタッフの河野です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、パープル企業についてです。

以前、ブラック企業とホワイト企業についてのコラムを配信しました。こちらの二つに関しては聞いたことのある人が多いのではないでしょうか?

では、パープル企業とはどのような企業のことを指すのでしょうか?

パープル企業とは、いわゆるブラック企業とホワイト企業の間にあたる企業や法人を指す造語です。
明確な定義があるわけではありませんが、以下のような特徴があるとされています。

・業務内容は難しくなく、過度な残業等もない
・職場の雰囲気は悪くなく、離職率も低い傾向
・成長実感が得られない
・将来性を感じられない

また、パープル企業はどちらかといえばブラック企業よりなこともあり、「ゆるブラック企業」とも呼ばれています。

マイナビが実施した調査によると、転職意向のある20代正社員のうち約7割が、自身の勤める企業を「ゆるブラック」だと感じているといいます。

パープル企業に身を置いていると、ブラック企業に比べて職場環境が悪いわけではないことから、一見すると居心地の良さを感じてしまいます。

それでもパープル企業という言葉が生まれた経緯としては、新型コロナウイルスの流行により、当たり前にあった仕事が突然できなくなる事態を経験した働く世代の人たちが、成長意欲を持ち現状維持に対する不安を考えるようになったことが挙げられます。
将来のためにスキルを身につけなければならない、という焦燥感を持つ若い世代も増えたのかもしれません。

今パープル企業に勤めているという自覚のある人は、まずは自己判断で見切りをつけたりせず、上司や先輩に相談することが大切です。
またキャリア相談などのサービスを利用して、自身がやりたいことを優先できるような転職・就職ができるといいですね!