連休明けのモチベーション管理

あけましておめでとうございます!ディライトフルオフィスの風間恵です。本年もよろしくお願いいたします。
さて今回はスタッフに、連休明けのモチベーション管理についてのコラムを書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんにちは!スタッフの神谷です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、連休明けのモチベーション管理についてです。

年明けのYahoo!ニュースの記事で、年末年始の9連休が明けた1月6日、退職代行サービスへの依頼が急増したという内容のものがありました。

年末年始の長い休暇が明けると、毎年のように話題になるのが「退職代行サービス」の利用増加です。今年も例外ではなく、9連休明けの1月6日には退職代行サービスへの依頼が過去最多を記録した企業もあります。

長期休暇が人々に与える影響はさまざまですが、その中でも特に顕著なのは「自分の働き方や職場環境を見つめ直す時間が増える」という点でしょうか。

年末までは忙しさや義務感で走り続けられた人も、ふと立ち止まったときに「このままでいいのか?」と自問することがあります。そして、その答えが「もう続けられない」となったとき、退職代行サービスという選択肢が浮かぶのかもしれません。

退職代行サービスの依頼理由は以下のようなものがあります。
パワハラや長時間労働といった明確な問題もあれば、漠然とした不安や職場への違和感が原因のこともあり、「会社に退職を伝える勇気がない」「退職を切り出しても受け入れてもらえない」といった心理的ハードルが、代行サービスへの需要を高めていると考えられます。

一方で、この傾向には社会全体の課題も透けて見えます。
退職代行が増えるということは、労働者が職場と直接対話する余地が失われていることの裏返しでもあります。退職代行は確かに便利で、心の負担を軽減する手段ですが、それだけで問題が解決するわけではありません。

企業側もこの現状を真摯に受け止める必要があるでしょう。労働環境の改善や働きやすさを追求することは、単なる「人材流出の防止策」ではなく、企業が持続的に成長するための土台となります。ハラスメントの防止、適切な労働時間管理、風通しの良い職場づくり——そうした取り組みが、退職代行という「最後の手段」を選ばせない会社作りに繋がり、社員のモチベーションを維持していけるのではないでしょうか。

年明け早々、退職代行の急増というニュースは一見ネガティブに映ります。しかし、その裏には企業で働く一員として「自分らしく生きたい」という切実な願いが込められているでしょう。ぜひ参考にして、より良い働き方を模索できるといいですね!