トップ層の8割が知らない?「正月病」の対処法
「正月病」の正しい対処法をご存知ですか?
こんにちは!風間 恵です。
この時期、メンタルクリニックの受診率が増加すると言われています。
理由はいわゆる「正月病」です。
年末のイベントなど、多忙な状況から長期休暇に入り、楽しい時間やゆったりした時間を過ごした後の仕事を「辛い」と感じる方が多いそうです。
そしてこれが、だんだんと心身の不調に発展していく事から正月病と言われるようになりました。
正月病は正式な病名ではなく、似た様なものに「五月病」などもあり、長期休暇の後に起こりやすい現象といえます。
従業員の皆様に以下のサインが表れていたら要注意です。
「正月病」 5つのサイン
・普段より元気がない(笑顔がない等)
・以前より集中力が低下したりボーっとしている時間が多くなった
・仕事のミスが増えた
・欠勤、遅刻、早退が増えた
・周囲との会話や連携が減っている
ここまでお読みいただいて「そんなことは知っているし、休み明けにはよくあることだ」
「そのうち通常に戻るはずだし、あまり深刻になることではない」と思われるトップ層の方も多いかもしれません。
ただ、このサインが出てしまったら“ 時 既に遅し ”です。
本人だけでなく、組織全体の業務効率低下はもちろんのこと、メンタル不調での休職や、退職に至るケースも少なくありません。
また、安易に捉えたまま放置することで、会社として安全配慮義務違反につながる可能性もあります。
主なサインに当てはまれば、それは休み明けであっても、通常時であってもメンタル不調に変わりないのです。
トップ層や人事サイドは、従業員がこのような状態になる前に対処しなければならないのですが、9~8割がその方法を知りません。
そこで、今回はどの組織でも簡単にできる、対処法の1つを伝えします。
それは、従業員の様子を観察することです。このようなサインが出る前からの観察がメンタル不調の未然防止につながります。
まずは第一歩として実践してみてください。 トップ層が意識を変えるだけで、結果は良い方向に変わります。 今回の記事は以上です。
あらためまして、本年もディライトフルオフィスをよろしくお願いいたします。
(今回の投稿画像は、元旦に撮影した近所からの初日の出です。少々味気なくて恐縮です・・・)
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