コーチングとティーチングの違い②

こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回は、前回に引き続きスタッフにコーチングとティーチングの違いについてコラムを書いてもらいました。どのように使い分けるのかについても紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんにちは!スタッフの河野です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、コーチング(coaching)とティーチング(teaching)の使い分けについてです!

前回の投稿でコーチングとティーチングの違いについて理解していただけたと思います。

では実際にビジネスシーンで、どのように使い分ければいいのでしょうか?

コーチングが適切な場合

コーチングは対話により答えを導く方法でした。そのためティーチングよりも時間はかかります。これらのことから、コーチングが最適なのは次のような場合です。

・相手の能力値が一定以上高い場合

相手が仕事を始めたての新入社員などの場合は、右も左もわからない状態で、自力で答えを見つけるのは大変なことです。そのためコーチングを行う相手は、既に知識やスキルが一定以上あり、これからパフォーマンスを伸ばしていく必要がある人が適切です。

・緊急性はないが重要な課題に対応している場合

相手が対応している課題が、緊急性がなく、しかし重要なことである場合もコーチングが最適です。例として、これからチームメンバーになる相手に対して、どのようなチームマネジメントを行なっていきたいかをヒアリングする際などに適しています。

ティーチングが適切な場合

ティーチングは知識やスキルを一方向に教える指導法でした。そのためコーチングに比べてスピード感があります。これらのことからティーチングが最適なのは次のような場合です。

・相手が業務に対しての知識やスキルが乏しい場合

相手がまだ知識もスキルも乏しい場合、まずはティーチングで基本的な業務内容を教える必要があります。キャリアの初期段階では身につけるべき知識がたくさんあるため、これらを理解することが先決です。

・緊急性が高い課題に対応している

コーチングよりもスピード感のあるティーチングは、緊急性の高い課題に最適です。どのように対応するべきなのか、具体的な方法を教えることで、心理的負担も少なく業務に臨めます。例として、クレーム対応やミスへの対応があります。これらはゆっくり時間をかけて指導する必要はなく、素早く対応することが大切です。

いかがでしたか?
今回はコーチングとティーチングの使い分けについて紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。