タバコ休憩はズルいのか?
こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回は、スタッフにタバコ休憩についてコラムを書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんにちは!スタッフの河野です。いつもご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、タバコ休憩についてです。
「同じ給料なのにタバコ休憩を取るのはズルいのではないか?」
このような不満を耳にしたことはありますか?
組織ではしばしば、タバコ休憩の回数が多いにも関わらず、残業時間はきっちりつけることに納得がいかない、という意見が出ることがあります。
喫煙者と非喫煙者の社員同士の対立は、少なくありません。匂いなどの影響も問題になることがありますが、今回の記事ではタバコ休憩はズルいのか?ということについて説明していきます。
まず「休憩」の定義から説明します。
労働基準法では、「休憩」とは労働者が働く時間の合間に自由に過ごすことのできる時間のこと、と定められています。
自由に過ごすことができる時間のみを指すため、当番制で待機している時間などはこれに含みません。
そして、休憩には4つのルールがあります。労働時間に応じて休憩時間も決まること、労働時間の間に取ること、一斉に与えること、使い方は自由だということ、の4つです。
つまりタバコ休憩とひとことに言っても、ここでは「業務の最中に職場を抜け出してタバコを吸っている」ことを指します。全員に平等に与えられる休憩ではないことから、不満が生まれてしまうのです。
しかしこのことを踏まえると、タバコ休憩以外にもさまざまな休憩が存在することがわかります。
例えば、コーヒーを飲みながらお菓子休憩を取ったり、仕事の合間に同僚と雑談をしたりすることも業務に関することでない限り「休憩」と捉えることができます。
ではなぜ、タバコ休憩だけが不満の対象になってしまうのか?
それは自席から離れること、そしてその時間が長かったり回数が多かったりする傾向にあることが原因でしょう。
ではどのような状況であれば、タバコ休憩は許されるのでしょう?
「自信の業務にすぐに戻れる状況であり、緊急事態にもすぐに対処できる」
上記のような場合では、タバコ休憩を業務時間内に取ることは許されるでしょう。
法的に明確なルールがあるわけではありませんが、やはり職場から遠い場所に喫煙所があり、業務にすぐに戻れる状況ではない場合、休憩時間と捉えられてしまう可能性が高くなります。
いかがでしたか?
もし業務中どうしてもタバコを吸いたい場合は、業務にいつでも戻れる状態で休憩をとることが大切です。
また、できるだけ本来の休憩時間に済ませておけると、不満が生まれにくくなりますね。
喫煙者の数が昔に比べて減少していて、対立が生まれやすい時代になっていますが、ぜひ参考にして休憩時間を有効活用してくださいね!