アンコンシャス・バイアスとの向き合い方

こんにちは!ディライトフルオフィスの風間恵です。
さて今回は前回に引き続き、スタッフにアンコンシャス・バイアスとの向き合い方についてコラムを書いてもらいました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

こんにちは!スタッフの神谷です。いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は前回に引き続きアンコンシャス・バイアスとの向き合い方についてのコラムです。

アンコンシャス・バイアスとは「無意識の偏見」であり、「誰もが必ず持つもの」でしたね。

前回のコラムでは、アンコンシャス・バイアスの具体例を紹介した上で、それらの偏見を持っていることが悪いことなのではなく、自分が無意識に偏見を持っていることを認知することが大切だということを説明しました。

今回のコラムでは、組織がアンコンシャス・バイアスとどのように向き合っていく必要があるのかについて説明していきます!

まず、アンコンシャス・バイアスを放置していることにより起こる弊害はどのようなものがあるでしょうか?

・人事評価等の不正等による社員のモチベーション低下
上司が部下を評価する際などに、アンコンシャス・バイアスに影響されて、過大評価や過小評価をしてしまうことが起こり得ます。ある一つの印象に引きずられてしまい、全体の評価が下がってしまった社員はモチベーションが低下してしまい、パフォーマンスが悪化することも考えられます。

・社員それぞれが持つスキルや知識を活かしきれない
アンコンシャス・バイアスによる思い込みにより、「この人にはこの仕事は難しいだろう」などというように、相手の属性によって個々への仕事の幅を制限してしまうと、社員の能力を活かしきれない要因になります。

・ビジネスチャンスの損失
「前例がない」「今までこれが当たり前だった」などの思い込みから、環境の変化や顧客のニーズを察知しないでいることで、大きなビジネスチャンスを逃すことになることが考えられます。コロナ禍を経て、組織を取り巻く状況も大きく変化しており、それらに対応する際にアンコンシャス・バイアスの存在は弊害になりかねません。

アンコンシャス・バイアスを放置すると、上記のような問題が起こりうることがお分かりいただけたと思います。
ではどのようにしてアンコンシャス・バイアスと向き合っていけばいいのでしょうか?

①アンコンシャス・バイアスを認知
チェックリスト等を利用したり、アンコンシャスバイアス研修を行うなどの対策を取りましょう。


②自分の傾向に気づく
自分が持ちがちなアンコンシャス・バイアスを、日記やメモをとるなどして理解する


③まずは決めつけずに話を聞くことを心がける
決めつける前に、まずは部下やメンバーの思っていることをヒアリングするように心がける

いかがでしたか?

まずは自分の持つ偏見にはどのような傾向があるのかを認知することが最も大切です。
それらを認知するだけでも、「これは自分の思い込みかもしれない」「決めつけることにつながっていないか?」と客観的に言動を振り返ることができます。

ぜひ参考にして、アンコンシャス・バイアスと上手に向き合ってみてくださいね!